1.マウスピース矯正インビザラインと裏側矯正を得意としています!
透明なマウスピース型矯正装置を使用したインビザラインと歯の裏面に装置をつける裏側矯正を得意としています。当院はインビザライン 「ダイヤモンドドクター」認定医院です。インビザラインには、7つのランクが設定されており、当院はトップクラスにあたる「ダイヤモンドドクター」の認定を受けています。インビザライン矯正を年間150症例以上行った医院が認定されます。裏側矯正は矯正装置が見えにくい反面、その分確かな技術力が求められる治療です。当院では、「裏側矯正治療の世界標準」である世界舌側矯正歯科学会(WSLO)の認定医の資格も取得しています。表側からの矯正と治療期間、質ともに一切変わらずに治療ができ、ワイヤー矯正治療の患者さんの約90%が裏側矯正で治療されます。
Q&A
矯正の治療期間はどのくらいかかりますか?
歯の移動にかかる期間は、患者さまのお口の状態や治療方法によって異なります。
スタンダートなワイヤーとブラケットを用いた表側矯正で歯列全体を治療する場合であれば、歯並びが整うまで平均して2~3年かかります。また、歯並びが整ったあとは、後戻りを防ぐための保定装置を平均して1~3年装着する必要があります。
治療期間は患者さまによって大きく異なるため、まずカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
矯正治療では抜歯が必要なのですか?
歯をきれいに並べるためのスペースを確保するために抜歯が必要となる場合もありますが、すべての症例で抜歯が必要となるわけではありません。
当院では、「大切な歯を抜きたくない」という患者さまのお気持ちに寄り添い、歯科矯正用アンカースクリューを使って歯を後方に移動させるなどの方法を用いて、できる限り抜歯をせずに治療できる可能性を探ります。
通院の頻度はどのくらいですか?
治療中の通院頻度は、患者さまの歯並びの状態や治療方法にもよりますが、4~8週間に1回の頻度で通院いただくケースがほとんどです。治療開始直後は、やや通院頻度が高くなります。
通院時には、ワイヤーなどの矯正装置の交換や調整、歯並びの状態の確認などを行ないます。
マウスピース型矯正の場合は、装置の調整は必要ないため、8~12週間に1回の通院で済みます。
矯正治療中に痛みはありますか?
矯正治療では、矯正装置を装着することで歯を少しずつ適切な位置へと移動させていきますが、このとき歯に強い力をかけることになるため、痛みを感じる場合があります。
痛みの感じ方には個人差がありますが、とく装置を装着したばかりのころや、装置の調整をした直後は、強く痛みを感じる方が多いです。
治療が進むと、強く痛むことが少なくなり、治療に慣れたころには気にならなくなることがほとんどです。
矯正治療中に食べ物の制限はありますか?
矯正装置に慣れて歯の痛みがなくなれば、ほとんどの食品を食べられます。
しかし、ワイヤー矯正の場合、ガムやキャラメル、お餅などの粘着性が高い食べ物は装置にくっついてしまう可能性があります。装置にガムなどがくっつくと取り除きにくいほか、装置が外れてしまう原因にもなるため、できるだけ避けるほうがよいでしょう。
矯正治療後、元に戻ってしまうことはありますか?
あります。矯正治療で移動させた歯は、すぐに元の位置に戻ろうとするため、歯を移動したあとは、その歯を安定させるために「保定」という治療を行なう必要があります。
「保定」では、リテーナーとよばれる保定装置を1~3年ほど装着します。 最初のうちは食事や歯磨きのとき以外はリテーナーを装着したままで過ごす必要がありますが、歯並びが安定してきたら装着する時間を少しずつ減らしていきます。
しばらく通院できなくても大丈夫ですか?
矯正治療は数年にわたる治療なので、その間に出産や入院、短期留学や長期出張などで通院できなくなることは起こり得るかと思います。そのような場合には、しっかりと歯磨きによる歯のケアを行なっていただければ、その期間は通院いただかなくても問題はありません。
ただし、その期間分だけ治療の進行が遅くなることをご了承ください。また、矯正装置の破損などトラブルが起こった場合は、すみやかにご連絡ください。
矯正治療中は虫歯になりやすいというのは本当ですか?
ワイヤー矯正の場合は、歯と装置のすき間に汚れが溜まりやすくなるため、虫歯のリスクは高まるといえます。
矯正治療中の虫歯のリスクを軽減するため、装置を取りつけたら、装置のすき間の汚れをきちんと取り除くための歯磨き方法を歯科医院で指導します。
指導を受けた歯磨き方法で食事のたびにしっかりと歯磨きを行なっていただければ、治療中も虫歯から歯を守れます。
目立たない矯正装置はありますか?
あります。当院では、矯正装置が見えにくい裏側矯正(舌側矯正)や、装置が目立たないマウスピース型の装置による治療が可能です。
裏側矯正の場合、歯の裏側に装置を装着するため表側からは見えにくく、人目を気にせずに治療を進められます。
マウスピース型の装置は透明で薄いため、治療中だとはほとんど気づかれません。また、マウスピース型の装置は、食事や歯磨きのときには取り外せます。
裏側矯正は発音しづらくなるというのは本当ですか?
発音しづらくなることはあります。矯正装置を歯の裏側に装着することで、矯正装置が舌の動きを阻害し、発音が明瞭になります。とくにサ行、タ行、ラ行の発音がしづらくなります。
ただし、意識的に発音の練習をすると装着してから1~2ヵ月ほどで通常通り発音できるようになります。発音の練習をしない場合は、発音できないままになってしまうこともありますので、気になる場合はしっかりと練習をしましょう。
上の歯のみの裏側矯正はできますか?
可能です。日常生活で目につくのは上の歯であるため、上の歯は裏側に、下の歯は表側に矯正装置を取りつけることで、上下とも表側に装置を取りつける場合よりも目立たないようにできます。
上の歯の裏側に装置をつけると、口元の突出感が出ないので、横顔の見た目の変化を気にせずに治療を受けられます。 また、 上下ともに裏側に装置を取りつける場合よりも治療費が抑えられます。
出っ歯は裏側矯正で治せますか?
もちろん改善できます。むしろ上顎前突(出っ歯)の症例には裏側矯正が適しているといえます。
表側矯正の場合、矯正装置の固定源となる奥歯が前方に引っ張られて前に移動してしまうことがありますが、裏側矯正の装置は、固定源となる奥歯を動きにくくするため、前歯をしっかり後ろに引っ張って移動させられます。
裏側矯正のメリットを教えてください。
まず治療中の見た目がよいということがあげられます。歯の裏側に矯正装置を取りつけるため見えにくく、周囲の人にほとんど気づかれずに矯正治療を受けられます。
また、「前歯を後方に移動させやすい」というメリットもあります。裏側矯正の装置は、固定源である奥歯を動きにくくできるので、前歯をしっかり後方に引っ張って移動させられます。
ほかにも、「虫歯になりにくい」「舌癖を改善しやすい」などのメリットがあります。
裏側矯正は治療期間が長引くというのは本当ですか?
裏側矯正は表側矯正よりも治療期間が長くなりやすいといわれることがありますが、当院ではその心配はありません。
当院の矯正治療を担当する歯科医師は、裏側矯正に特化した歯科医院で長年経験を積んでおり、深い知識と熟練の技術を身につけています。
そのため、ほとんどの症例において表側矯正と変わらない治療期間で裏側矯正治療を行なえます。
マウスピースは1日何時間装着すればよいですか?
当院が採用しているマウスピース型矯正装置の場合、一日あたり20時間以上は装着していただく必要があります。マウスピース型の装置は、患者さまご自身で簡単に着脱できるため、歯磨きや食事の際には非常に便利ですが、つけ忘れないように注意が必要です。
20時間以上装着できないと効果が出にくかったり治療期間が延びてしまったりする場合もあるため、患者さまご自身で装着時間をしっかりと管理していただくことが重要です。
どんな歯並びでもマウスピース型矯正で治りますか?
マウスピース型矯正は、治療技術の進歩によって現在では幅広い症例に対応できるようになっています。
しかし、残念ながら患者さまのお口の状態によってはマウスピース型矯正での改善が難しい場合もあります。ご自身の歯並びがマウスピース型矯正で治療できるかどうかを知りたい場合は、まずカウンセリングにてご相談ください。
マウスピース装着時はしゃべりづらいですか?
マウスピース型の矯正装置は、厚さが1ミリ以下と非常に薄いため、装着時の異物感はそこまで大きくありませんが、装着したばかりのころは、やはり違和感があるため、しゃべりづらいと感じることもあります。
ほとんどの方は数日で慣れて問題なく会話ができるようになるため、お仕事などで人前で話す機会が多い方にも適しています。
乳歯でも矯正治療は必要ですか?
症例によっては必要な場合もあります。受け口の症例や顎のバランスに左右で偏りがある症例などは、永久歯が生えていない時期から治療を開始したほうがよいと判断することもあります。
お子さまのお口の状態によって治療を開始すべき時期が異なりますので、まずは一度カウンセリングを受けてみることをおすすめしています。
矯正装置をつけたまま、スポーツや楽器の演奏はできますか?
ほとんどのスポーツは問題ありません。ただし、ボクシングや柔道といった体への衝撃をともなうスポーツの場合は、矯正装置で口の中を切ってしまうことがあります。そのような場合には、マウスピースなどで装置をカバーできます。
楽器の演奏も可能ですが、クラリネットやサックスなどは装置に慣れるまでは思うような音が出しにくい場合があります。演奏会が控えている場合は、スケジュールを見直して治療を始めるとよいでしょう。
大人の矯正治療との違いは何ですか?
矯正治療は大人になってからでも受けられますが、発育中の小児期から矯正治療を始めることによって、顎の成長力を利用できます。
小児矯正では、上下の顎の成長を抑制したり、逆に促したりすることで歯並びと骨格の両面から治療していけます。これによって、抜歯をせずに歯並びを整えられる可能性や、顎の変形や輪郭のゆがみを軽減できる可能性が高まります。
子どものときから矯正治療を始めるメリットを教えてください。
メリットはたくさんあります。まず、顎の発育中である小児期は、矯正装置を使って顎の成長をコントロールできるため、永久歯がきれいに並ぶように顎の状態を整えられます。また、これによって抜歯を必要とせずに歯並びを整えられる可能性が高まります。
そのほかにも、定期的に通院することで、お口の健康状態もチェックできるため、お子さまのお口を虫歯などの病気やトラブルから守りやすくなります。
子どもの矯正は何歳ごろから始めたらよいですか?
お子さまの矯正治療の場合、治療を開始するタイミングを見極めることが非常に大切です。
一般的には永久歯に生え替わりはじめる6~7歳ごろから始めるケースが多いのですが、お口の状態によってはまだ乳歯しか生えていなくても治療を始めたほうがよい場合もあります。お子さまの歯並びが気になったらまずは一度ご相談ください。
矯正治療中に妊娠しても大丈夫ですか?
すでに矯正装置をつけて歯を動かしている段階であれば、妊娠をしてもとくに問題はありません。臨月までは通常どおり治療を進めますが、つわりなどで体調がすぐれないような場合は、治療を一時的に中断することもできます。 出産後は、体調などが充分に落ち着いてから治療を再開することになります。
なお、抜歯が必要な場合は、妊娠の時期により治療は避けたほうが望ましい場合もあります。 くわしくはご相談ください。
矯正治療は何歳まで受けられますか?
成人矯正には年齢制限はありません。健康な歯肉と歯槽骨(歯を支える骨)があれば、いくつになっても治療を始められます。
歯周病のような病気がある場合は、その病気の治療をまず受けていただき、歯肉や歯槽骨が健康な状態になってから治療を開始します。
治療を始める年齢が高くなればなるほど、お口全体の健康状態に配慮しながら適切に診断する必要があるため、矯正治療に精通した歯科医院を受診することが大切です。
差し歯があるのですが、矯正治療はできますか?
差し歯をしている部位やその大きさにもよりますが、歯根部がしっかりしていれば、問題なく治療できます。 いくつか歯を失っていて、大きなブリッジを被せているような場合は、ブリッジを一度取り外して仮歯を装着してから治療することがあります。
この場合、治療終了後に取り外したブリッジをそのまま被せることもできますが、新しい噛み合わせにフィットするブリッジを作り直したほうが、機能性も見た目もよくなります。
矯正の治療費は、医療費控除の対象になりますか?
矯正治療でかかった費用も、審美目的ではなく、噛む機能を取り戻すための治療の費用であれば、医療費控除の対象となります。
この医療費控除の申請をすることで、確定申告で支払った税金(所得税)の一部が戻ってきます。 控除の対象となる医療費には、治療費のほか通院のためにかかった交通費なども含まれます。
デンタルローンの場合でも医療費控除は受けられますか?
デンタルローンでも医療費控除は受けられます。デンタルローンの場合、デンタルローンの支払いが複数年にわたったとしても、契約した年の全額分がその年の医療費控除の対象となります。
なお、デンタルローンで医療費控除を受けるためには、その支出を証明する書類として、デンタルローンの契約書や信販会社の領収書が必要となります。それらの書類は申請時まで保管するようにしましょう。
見積もりの料金に、後から費用が追加されることはありますか?
患者さまの費用に関する不安を取り除くために、トータルフィーシステム(治療費定額制)を採用しております。お見積もりで提示する金額に検査料、装置料、調整料、保定管理料など治療で発生するすべての金額が含まれています。たとえ治療期間が延びたとしても追加で費用が発生することがありません。通院回数が増えるたびに支払いが必要となったり、総額でいくらかかったか不明瞭になってしまったりすることもありません。
矯正治療は健康保険が適用されないのですか?
基本的には適用されません。ただし、顎変形症や唇顎口蓋裂などの先天的な異常があり、外科的な処置を必要とする場合は、健康保険が適用されることがあります。
保険適用の条件としては、顎口腔機能診断施設に指定されている医療機関で、診断と外科的な処置を含んだ治療を受ける必要があります。顎口腔機能診断施設に指定されていない医療機関では保険が適用されませんので、ご注意ください。
治療費の分割払いは可能ですか?
はい。当院では治療費のお支払いを分割払いでも受け付けています。分割手数料も一切かかりません。まとまったお金がないという場合でも無理のない金額で計画的にお支払いいただけますので、費用面で矯正治療をあきらめていた方もぜひご検討ください。カードでのお支払いも可能です。
なお、ご一括でお支払いの場合は、治療費から2%差し引いた金額になります。